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新渡戸記念館休館のこと

新渡戸記念館 平成27年5月7日 ②
突然発表された新渡戸記念館4月1日より休館のニュースに驚いてから1ヶ月以上経ちました。
毎年恒例の「太素祭」も先日終わりましたが、GWを利用してお子様に歴史を学ばせようと訪れた観光客の方が「なんで突然休館なわけ?」って、とても残念がられていたところに遭遇しました。
学芸員の方が、とても丁寧に何度もお詫びをして、できる限りの精一杯のおもてなしをしていたのです。

なんだかとてもやるせないというか、憤りを感じずにはいられませんでした。
市民として。

指定管理の期限が5年も残っているのに、突然の耐震診断の結果での休館。
今頃耐震診断って、どういうことなの?
急遽、休館を余儀なくされ、指定管理も打ち切り。
施設をどうするのか代替案もない。
働いている人はどうなる?
長い間、十和田市の歴史継承や様々な活動、教育に尽力されてきた方々を、いとも簡単になくすわけ?
それだって財産でしょう!
しかも、新渡戸家の資料もろもろ「寄贈」してくれたら今後のことは考えるって、本気で言っているのか?と耳を疑いました。
全く持って意味が分からないのです。

先人達の功績があったからこそ、今私たちがここにいるのでは?
感謝の意を込めて、毎年手をあわせにくる農家さんもいるというのに。

安全性を最優先にする判断は間違ってはいないですが、その後どうするかが全く出てこないということに「あ~、全く想いがないのだなぁ」と感じます。

先人をリスペクトできないなんて、がっかりすぎます。



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